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2024/04/12 四月病と愛人の話

日記

朝は抜いた。 昼は時間がなかったので、ナナチキにした。親に弁当をお願いしてもいいが、冷めた飯ほど不味いものはないので、気が進まない。
4月病で増幅したやる気をむねに予備校に向かった。分かりにくすぎて夏期講習を切った講師が担当だった。最悪だ! それに、周りの人間を観察すると複数人の友達を作っているように見える。予備校内で新規人脈を開拓することに驚きだ。 私は、新規開拓しない。おそらく、傷の舐め合い以上の効果はないからだ。大学で学びを深め、私から遠ざかっていく友人の方が私に切迫感をもたらしてくれる。ここでインスタのストーリーを開いたら、今日が東京大学の入学式だったことを教えてくれた。爆ぜろ。
講義が終わったころ、家族から急遽実家に帰るという連絡がきて、また独身生活が始まるのかと困惑した。 予備校に独身生活と、大変刺激的な新生活になりそうだ。
ここ数日で、人間の耳は左右1ペアしか存在しないという世紀の大発見をしたため、夜は手持ちのイヤホンを売却するために、秋葉原に向かった。 中央改札を出て、現代耽美主義オタクのカテドラルであるYostarストアを横目に、eイヤホン秋葉原店に向かった。売却は順調に終了し、特にすることも無かったのでそのまま帰った。

独身生活をどうやって乗り切るか

まず独身生活をする上で、こなさないといけないタスクを列挙しよう
- 洗濯=>以外とどうにかなる。最悪の場合でも、乾燥機能を使えば数時間で使える服を用意できる
- ゴミ捨て=>早起きが必要という点で難易度の高いタスクだが、予備校の一限によって朝方に戻されたので問題ない。
- 食事=>一番難易度が高い。まず自炊は論外である。自炊スキルは持っていないし、今から学ぶにしてもその時間を勉強に使いたい。また、数日前にオーブントースターを燃やしたので、しばらく調理器具に触りたくない。となると、外食かコンビニ弁当となるわけだが、レパートリーを考えてみると、ハンバーガーかラーメンか唐揚げぐらいしか思いつかない。終わった。

よって、食事さえどうにかすれば勝ちだ。そして、今の私は最適なソリューションを一つ思いついた。それはサイゼリアのサラダだ。十分なカロリーと、栄養がある。それでいて値段が安い。独身生活、いけるぞ!

Twitterは私の愛人だった

Twitterを休止して数日が経った。 この短い期間で気づいたこととして、Twitterは私の生活に非常に深く根付いていたことだ。朝起きた時、電車で座席に座った時、音楽を操作する時、ちょっとした動作が終わった時、アプリバー左から2番目にあったTwitterをタップしてしまう。一日に10回以上、この空振りタップをした。Twitterをやめてもなお、彼女によって植え付けられた癖は抜けない。さて、ここで私が"愛人"という言葉を使った理由を説明しよう。

愛、とかつて呼ばれたもの。最初は確かに愛だったもの。それは年経るごとに変質し、かつての性的な情熱や孤独を癒して欲しいという狂おしいまでの欲求を喪って、生活のリズムに、共に生きるためのアルゴリズムへと変化してゆく。愛が最終的に行き着く先、愛の究極とは、相手の痕跡を自身の生活に刻むこと。愛する者のパターンを、互いが自身の人生に繰り込むことなのだ。
伊藤計劃. The Indifference Engine (p.223). 株式会社早川書房. Kindle 版.

ほら、どう考えても愛人だろう。ここまで書いて思ったが、これどちらかと言えば婚約者じゃないか…… ならば私はTwitterと離婚したわけだ。それも、とても激しく
ところで、日常生活に支障が出たので、復縁を少し考え始めた。Twitterアプリをスマホに入れることは絶対にしないが…